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対立屋にご用心!あなたの周りのドナル◯トランプ

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「対立屋」とは?

 

対立屋という言葉をご存知ですか?

これは、ビル・エディという人が著書『危険人物をリーダーに選ばないためにできること』

で提唱している概念で、歴史的には、ヒットラー・スターリン・毛沢東という3大独裁者に代表される性質(パーソナリティ)だそうです。

 

これらの歴史的な大量虐殺を生み出した人物たちが

どのように権力を手中に収めたのか?

その方策こそ、「対立屋」に固有の手法なのです。

 

ここまでの権力のトップにたどり着かないまでも

我々の身の周りに対立屋は普通に生活して、

今日も周辺の人間関係をひっかきまわし、引き裂き、分断することで

自分を権力的な中心人物に押し上げるための行動を

本能的に選び取って行っています。

 

あなたは、いわれのない誹謗中傷の標的にされたことはありませんか?

しかも、そのような誹謗中傷の声をあげている人たちの裏に

ある一人の黒幕がいたことは?

 

それが「対立屋」です。

 

対立屋が避難の標的にするのは、決して、論理的思考や

イデオロギーの正当性による、思索的な判断による理由ではありません。

 

対立屋は、人間関係に対立を生み出すためには

自分のモットーや信念など、その場の勢いで捏造してしまうのです。

彼に理性的な判断は通用しません。

 

 

「対立屋」の見分け方

 

ビル・エディ氏が本書を著わしたのも、理性が通用しない彼らにとって

説得はまったく効力をもたないため、

我々ができる唯一の自衛策は、彼らに権力を握らせないこと、

そして彼らに踊らされて、コミュニティー内に対立関係を生み出すような

過激な誹謗中傷に乗っからないことなのだそうです。

 

このような自衛策をとるためには、対立屋らしきものが行動をとったときに

彼が「対立屋である」ということを即座に把握することが何よりも重要です。

 

そうすれば、すぐに、彼の意図通りに、彼の標的に敵対しないように

自らをコントロールすることができます。

そこで、著者は、対立屋を見分けるための特徴として次のような性質をあげています。

 

・標的と決めた特定の人物や集団

・人種などを執拗に非難する

・何にでも白黒つけずにはいられない

・攻撃的な感情をおさえられない

・極端に否定的な態度をとる

 

 

「対立屋」に出会ったらどうすればよいか

 

では、なぜ対立屋は理性的な説得や議論に応じないのでしょうか?

筆者によれば、対立屋とはパーソナリティー障がいの一種であり

つまりは、一種の精神構造の在り方であって、それは、人々を対立させること

そのものに情熱を傾けてしまう性向をもっている。

それが本質なのだそうです。

 

だから、論理的、道義的正しさによって、行動しているのではなく

人々を対立させるという目的のもとに、

論理や道義は、節操なく掌を返すように変えることができるし、

そもそもそのような論理・道義は人々の感情を逆なでするための

道具としてしか扱っていないので、 人々が感情的に反応してくれれば、なんだっていいということなのです。

 

そのような理由で対立屋が放つ言葉・言動に意味などないといっていいかもしれません。

 

そのようなわけですから、その言葉・言動に対して

正しい反論や修正を伝えても、対立屋にはまったく響かないのです。

彼ら自身にとって、自分が言っていることが正しいかどうかはどうでもいいことなので

それが間違っているということを伝えられたからといって

彼らの行動に何の変化も起こらないというわけなのです。

 

 

あなたは、これまでに、ある日突然、全く非難されるいわれのないことで

非難され始めたことはありませんでしたか?

それまでは、まったく問題にされなかったような、当たり前の行動に対して

非難されたり、

もしくはひどい場合には、そもそも、自分が行っていないことを

やったとでっち上げられて非難の的になったりとか。

 

ひょっとしたら、その非難の声を上げる人たちの中心にいたのは

たった一人の対立屋だったのかもしれません。

 

筆者はいいます。対立屋に説得は試みるべきでない。

ただ、対立屋と親しくなってはならない。

たとえば、結婚するとか、一緒に事業を起こすとかいった

特別なパートナーになってはならない。

 

なぜならば、ある一時期は同じ目的・価値観を共有できていると

感じているとしても、対立屋にとっては、そのような目的・価値観は

誰かを非難するための手段にすぎず、容易に掌を返して、逆の価値観に転じる可能性があるし

 

あろうことか、昨日まで親しかった友人を

突然、非難・攻撃の対象とする可能性すらあるのです。

 

 

おわりに

 

筆者の経験によれば、

このような人物はアメリカ社会においては 10%程度の割合で存在しているのではないかということです。

日本ではどうなのでしょうかね。

 

肝が冷えるような恐ろしい話ですが、

ヒットラー・スターリン・毛沢東のしでかしたことを考えれば

決して誇張しすぎたことではないと思われます。

気を付けたいですね。

 

 

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本日は、東京都世田谷ちゅうしん整体院 村山先生のコラムを紹介いたしました。